入稿前チェックリスト(塗り足し・フォント・色・解像度など13項目)

名刺・チラシ・ポスターなど、どの品目でも注文の直前に上から順に確かめられる13項目です。項目ごとに詳しい説明のページへ進めます。

確認日 2026-10-05

結論

  1. まず、塗り足し・文字の位置・データの大きさの3つを見る。背景は仕上がり線の外側3mmまで伸ばし、文字は仕上がり線から3mm以上内側に置きます。
  2. 次に、フォント・色・解像度を見る。フォントはPDFに埋め込まれているか、色はCMYKか、写真は原寸で350ppi前後かを確かめます。
  3. 最後に、会社で指示が分かれる項目を見る。フラット化、色の濃さの合計、トリムマークの有無は、注文する会社の入稿ガイドに合わせます。

入稿前に確かめる13項目(品目共通)

□に印を付けながら、上から順に確かめます。右端のリンクから、直し方のページへ進めます。

確認済み確かめること目安詳しく
1. 背景や写真が、仕上がり線の外側まで伸びている外側に3mm。プリントパックは「3mm程度」と案内しています。塗り足しとトンボ
2. 文字とロゴが、仕上がり線から内側に入っている仕上がり線から3mm以上内側に置きます(ラクスルの名刺の案内)。塗り足しとトンボ
3. データの大きさが、塗り足し込みの大きさになっている91×55mmの名刺なら97×61mm(ラクスルの案内)。ほかの品目は早見表で確かめます。サイズ早見表
4. データの大きさが、注文サイズとほぼ同じになっているプリントパックでは1.0mm以内の違いならそのまま進み、1.1mm以上違うと不備データとして止まります。塗り足しとトンボ
5. Canvaの書き出しで、塗り足しとトリムマークの指示を会社に合わせたCanvaの塗り足しの幅は変えられません。プリントパックはCanvaで「トリムマークと塗り足し」を付けない指示です。Canva入稿の書き出し設定
6. フォントが、PDFに埋め込まれているAcrobat Readerのフォント一覧に「埋め込み」か「埋め込みサブセット」と出れば成功です(アクセアの案内)。フォントの埋め込み
7. 色の種類を、会社の指示に合わせたRGBからCMYKへ変わると、全体に色味が暗く沈みます(ラクスル)。Canvaの無料版はCMYKを選べません(プリントパック)。CMYKとRGB
8. 黒い文字と細い線を、K(ブラック)だけにしたプリントパックは、C・M・Yを0%にしてKを10〜100%にすると、版ズレを防げると案内しています。CMYKとRGB
9. 色の濃さの合計が、会社の上限を超えていないパプリ by ASKULは350%以下。プリントパックは合計400%を不備データとしています。CMYKとRGB
10. 文字の大きさと線の太さが、下限以上になっているラクスルの名刺は、文字6pt以上、線0.3pt(0.1mm)以上です。名刺のサイズと入稿データ
11. 写真の解像度が足りている原寸で350〜400ppiが目安です(ラクスルの案内)。印刷の解像度
12. フラット化を入れるかを、会社の指示で決めたグラフィックは、フォントエラーが起きにくくなるとして案内しています。プリントパックは、文字のフチのぼやけを挙げています。PDFのフラット化
13. 注文の画面で、確認用のPDFを開いて見たラクスルは、Canvaで作ったデータの注文で「確認用PDF」を必ず確認するよう案内しています。Canva入稿の書き出し設定

目安は各社の公式の案内です。会社や商品によって条件が違うため、注文する会社の入稿ガイドを優先してください。品目ごとの寸法はサイズ早見表で確かめられます。

公式資料の原文(20か所)
  • 「本来の仕上がりサイズより外側に3mmはみ出させておく必要があります。」
  • 「必ず仕上りサイズより3mm程度外側まで絵柄等を伸ばして下さい」
  • 「切れては困る文字やデザインは仕上がり位置より3mm以上内側に配置してください。」
  • 「91×55mmの名刺を作成する場合、データサイズは97mm×61mmで作成する必要があります。」
  • 「「1.0mm」以内の違いの場合原則ご入稿データの通りで印刷を行い、中心点を基準にご注文サイズで断裁いたします。」
  • 「「1.1mm」以上の違いがある場合原則不備データとして進行がストップいたします。」
  • 「余白、塗り足し、トリムマークのサイズを変更することもできません。」
  • 「Canvaでデータを作成する際は、「トリムマークと塗り足し」を付けずに」
  • 「フォントが「埋め込み」または「埋め込みサブセット」と表示されていれば、埋め込みは成功しています。」
  • 「一般的にRGB カラーをCMYK カラーに変換すると全体的に色味が暗く沈んだ感じになってしまいます。」
  • 「▼Canva保存時画面。無料版ではCMYKが選択できません」
  • 「文字や細い線の箇所は(※図2)のようにCMYKでご作成いただきC・M・Yの値を0%、ブラック(K)10〜100%にご指定いただくことで版ズレを無くすことができます。」
  • 「インク総量が350%以下になるようにしてください。」
  • 「カラー設定にてC・M・Y・Kの数値の合計が400%の場合、裏うつりの原因ともなりますので不備データとなります。」
  • 「文字の大きさ(フォントサイズ)は6pt以上で作成してください。」
  • 「線の太さ(線幅)は0.3pt(0.1mm)以上で作成してください。」
  • 「一般的な印刷用の適正な解像度は100%の大きさで350 ~ 400ppi となります。」
  • 「この設定によりPDFの中身が300dpiの画像に変換されているため、フォントエラーや体裁変化が起きにくくなります。」
  • 「・文字のフチがぼやける」
  • 「必ず「確認用PDF」をご確認いただき」

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入稿前チェックリストのよくある質問

このチェックリストだけで、不備なく入稿できますか?

いいえ。目安は、公式ページに書かれていた会社ごとの案内です。会社や商品で条件は違うので、注文する会社の入稿ガイドを必ず確かめてください。

注文前にデータの確認を会社に頼めますか?

データチェックの有無、費用、結果が出るまでの時間は会社で違います。比べた結果はデータチェックとスマホ入稿にまとめています。

印刷して使えますか?

ブラウザの印刷機能で、このページの表を紙に出せます。左端の□に印を付けながら、上から順に確かめられます。

あわせて読む: Canva入稿の書き出し設定/会社の選び方/一次情報と更新履歴